“へそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヘソ
語句割合
99.5%
綜麻0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
錢形平次の家の格子戸へ、身體ごと拳骨げんこつを叩き付けて、おへそのあたりが破けでもしたやうな、變な聲を出してわめき散らすのです。
この女は、腹をぐるりと一巻きにして、へそのところに朱い舌を出した蛇の文身いれずみをしていた。私は九州で初めてこんなすごい女を見た。
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
越後の紵商人をあきんどかの国々にいたりてをもとめて国にる、を此国にてもそといふは古言こげん也。あさを古言にそといひしは綜麻へそのるゐ也。あさ字義じぎはおなじくぬのおるべきれうの糸をいふ也。