“臍下”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいか50.0%
さいか25.0%
へそした25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「また出たな」と広太郎、臍下せいかに太刀を引きつけた。左手ゆんでの肩を差し向ける。わだかまったる龍である。と、なんという無造作だ、片手なぐりに斬って来た。
剣侠受難 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
晋「馬鹿を云いなさい、人間が心を臍下さいかに落付けていさいすれば決して狐狸にばかされるものでないから」
臍下へそしたに落着けて、たずねて来て見ると、どうでしょう、今度はまた、あんまり見かけがケチなんで、正直のところ力負けがしてしまいましたような儀でげす
大菩薩峠:37 恐山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)