“のきなみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
軒並79.2%
軒竝12.5%
軒別4.2%
門並4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このころの東京は、見渡すところ寿司屋ばかりの食べ物横丁よこちょうかと思わせるほどの軒並のきなみであった。雨後うごたけのこどころのさわぎではない。
握り寿司の名人 (新字新仮名) / 北大路魯山人(著)
ただわびし、軒竝のきなみ
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「四谷の法善寺門前の虎吉という奴だと聞きましたから、実は帰り路に四谷へまわって、北まちの法善寺門前を軒別のきなみに洗ってみましたが、虎も熊も居やあしません。野郎、きっと出たらめですよ」
半七捕物帳:54 唐人飴 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
道頓堀の五やぐら門並のきなみのぞいて、大家たいけのお嬢様に納まりながら、昨日は富十郎芝居の役者や男衆が七、八人も取巻とりまきで、島の内の菖蒲茶屋あやめぢゃや、あそこで存分に遊び飽きておりましたのさ
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)