“砂上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さじょう50.0%
しやじやう16.7%
すな16.7%
すなのうえ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひいさま、わし今日きょうのようにうれしいことはござりませぬ。』と数間かずまじいやは砂上さじょうをついてうれしなみだむせびながら『とうからひいさまにわせてもらいたいと神様かみさま御祈願おきがんを ...
この打合うちあはせがをはると、大佐たいさ命令めいれいで、輕氣球けいきゝゆう海岸かいがん砂上しやじやう引出ひきいだされ、水素瓦斯すいそがす充分じふぶん滿たされ、數日分すうじつぶん食料しよくれうと、飮料水いんれうすいと、藥品やくひん買入かひいれや、船舶せんぱく雇入やとひいれのめにつひや
はたして一艘の小舟の水際より四五間も曳き上げてあるをその周囲まわりを取り巻いて、ある者はふなばたに腰かけ、ある者は砂上すなにうずくまり、ある者は立ちなど、十人あまりの男女が集まっている
女難 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
そとの浜さとの目路めじちりをなみすずしさ広き砂上すなのうえの月
曙覧の歌 (新字新仮名) / 正岡子規(著)