“さじょう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
沙上33.3%
砂上33.3%
鎖攘22.2%
沙場11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは只今、川から引き上げられたままの一人の若い、この武士階級の仲間のうちでもかなり身分のありそうな若い人が、引き上げられて正体なく、沙上(さじょう)に置かれていると、それを取囲んで
大菩薩峠:26 めいろの巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
この皮肉な思い出で……あゝ呪(のろ)われたるわしよ。(痙攣(けいれん)する両手で頭をかかえて砂上(さじょう)に伏す)
俊寛 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
正直一徹で聞こえた大原三位重徳(おおはらさんみしげとみ)なぞは、一度は恐縮し、一度は赤面した。先年の勅使が関東下向(げこう)は勅諚(ちょくじょう)もあるにはあったが、もっぱら鎖攘(さじょう)(鎖港攘夷の略)の国是(こくぜ)であったからで。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
酔いて沙場(さじょう)に臥(ふ)す君笑うことなかれ
胆石 (新字新仮名) / 中勘助(著)