“しやじやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
車上80.0%
砂上20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
松島(まつしま)から帰途(かへり)に、停車場(ステーシヨン)までの間(あひだ)を、旅館(りよくわん)から雇(やと)つた車夫(しやふ)は、昨日(きのふ)、日暮方(ひぐれがた)に其(そ)の旅館(りよくわん)まで、同(おな)じ停車場(ていしやば)から送(おく)つた男(をとこ)と知(し)れて、園(その)は心易(こゝろやす)く車上(しやじやう)で話(はな)した。
続銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
車上(しやじやう)の人(ひと)は目早(めばや)く認(みと)めて、オヽ此處(こゝ)なり此處(こゝ)へ一寸(ちよつと)と俄(にはか)の指圖(さしづ)に一聲(いつせい)勇(いさ)ましく引入(ひきい)れる車(くるま)門口(かどぐち)に下(お)ろす梶棒(かぢぼう)と共(とも)にホツト一息(ひといき)内(うち)には女共(をんなども)が口々(くち/″\)に入(い)らつしやいまし。
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
此(この)打合(うちあは)せが終(をは)ると、大佐(たいさ)の命令(めいれい)で、輕氣球(けいきゝゆう)は海岸(かいがん)の砂上(しやじやう)に引出(ひきいだ)され、水素瓦斯(すいそがす)は充分(じふぶん)に滿(み)たされ、數日分(すうじつぶん)の食料(しよくれう)と、飮料水(いんれうすい)と、藥品(やくひん)の買入(かひい)れや、船舶(せんぱく)の雇入(やとひい)れの爲(た)めに費(つひや)す可(べ)き
翌朝(よくてう)になつて見(み)ると、海潮(かいてう)は殆(ほとん)ど平常(へいじやう)に復(ふく)したが、見渡(みわた)す限(かぎ)り、海岸(かいがん)は、濁浪(だくらう)怒濤(どたう)の爲(ため)に荒(あら)されて、昨日(きのふ)美(うる)はしく飾立(かざりた)てゝあつた砂上(しやじやう)の清正(きよまさ)の人形(にんぎよう)も、二見(ふたみ)ヶ浦(うら)の模形(もけい)も、椰子林(やしばやし)の陣屋(ぢんや)も