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『胆石』
ふりがな文庫
『
胆石
(
たんせき
)
』
姉の病気のため五月末から外へ出ず、もう大丈夫となってからもやはり気がかりなので余儀ない用事の場合月に二、三度、それも見舞の人に留守を頼んで出たついでに日にあたってくるぐらいが関の山だった。しかし近頃では姉もよほどよくなったし、これからすこし …
著者
中勘助
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「新風土」1941年(昭和16)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約20分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
籠
(
かご
)
和
(
やわら
)
古
(
いにしえ
)
旧
(
ふる
)
脹
(
は
)
游
(
あそ
)
錆
(
さ
)
蜘蛛
(
くも
)
蝗
(
いなご
)
蜂蜜
(
はちみつ
)
蚊帳
(
かや
)
薫
(
かおり
)
葡萄
(
ぶどう
)
葛湯
(
くずゆ
)
苔
(
こけ
)
臥
(
ふ
)
脈搏
(
みゃくはく
)
胆石
(
たんせき
)
聯想
(
れんそう
)
翅
(
はね
)
絃楽
(
げんがく
)
紀州
(
きしゅう
)
錆色
(
さびいろ
)
鬚
(
ひげ
)
駿馬
(
しゅんめ
)
頸筋
(
くびすじ
)
頗
(
すこぶ
)
靡
(
なび
)
霞
(
かすみ
)
雫
(
しずく
)
雀
(
すずめ
)
蜜柑
(
みかん
)
鋏
(
はさみ
)
転輾
(
てんてん
)
貰
(
もら
)
譬
(
たと
)
西瓜
(
すいか
)
睡蓮
(
すいれん
)
蝉
(
せみ
)
崑崙
(
こんろん
)
暫
(
しばら
)
新
(
あらた
)
搾
(
しぼ
)
拳
(
こぶし
)
手拭
(
てぬぐい
)
弱音
(
よわね
)
弛緩
(
しかん
)
幸
(
さいわい
)
曖昧
(
あいまい
)
大宛
(
だいえん
)
垢
(
あか
)
回
(
めぐ
)
喘
(
あえ
)
勿体
(
もったい
)
仰臥
(
ぎょうが
)
乃至
(
ないし
)
籐
(
とう
)
林檎
(
りんご
)
梨子
(
なし
)
椎
(
しい
)
横縞
(
よこじま
)
汲
(
く
)
沙場
(
さじょう
)
溌剌
(
はつらつ
)
煩
(
わずら
)
爪
(
つめ
)
琅玕
(
ろうかん
)
琵琶
(
びわ
)
甜
(
な
)
癇
(
かん
)
的
(
まと
)
丁寧
(
ていねい
)