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沙上
ふりがな文庫
“沙上”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さじょう
75.0%
しゃじょう
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さじょう
(逆引き)
波静かなる、風穏かなる、夢にも似たる青き遠山を見るにつけ、黄色なる入江の
沙上
(
さじょう
)
の舟や、灰色の市街を見るにつけ、
子
(
し
)
の文章を思い起すのである。
面影:ハーン先生の一周忌に
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
それは只今、川から引き上げられたままの一人の若い、この武士階級の仲間のうちでもかなり身分のありそうな若い人が、引き上げられて正体なく、
沙上
(
さじょう
)
に置かれていると、それを取囲んで
大菩薩峠:26 めいろの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
沙上(さじょう)の例文をもっと
(3作品)
見る
しゃじょう
(逆引き)
と歌いながら
沙上
(
しゃじょう
)
の座に着く源氏は、こうした明るい所ではまして水ぎわだって見えた。少し
霞
(
かす
)
んだ空と同じ色をした海がうらうらと
凪
(
な
)
ぎ渡っていた。
源氏物語:12 須磨
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
沙上(しゃじょう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“沙上(沙上区)”の解説
沙上区(ササンく)は、大韓民国釜山広域市の区。
(出典:Wikipedia)
沙
常用漢字
中学
部首:⽔
7画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“沙”で始まる語句
沙汰
沙
沙漠
沙翁
沙魚
沙門
沙弥
沙汰止
沙河
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検索の候補
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毘沙門堂上
夢入家門上沙渚
“沙上”のふりがなが多い著者
中里介山
紫式部
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小川未明