沙上しゃじょう)” の例文
と歌いながら沙上しゃじょうの座に着く源氏は、こうした明るい所ではまして水ぎわだって見えた。少しかすんだ空と同じ色をした海がうらうらとぎ渡っていた。
源氏物語:12 須磨 (新字新仮名) / 紫式部(著)