“沙原”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
すなはら75.0%
さばく12.5%
スナハラ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
第一の見慣れぬ旅人 この広い、はてしのない沙原すなはら。疲れているように、物憂ものういように、あのゆるい波の如く、病的の発作のように波動をしている地平線を見よ。
日没の幻影 (新字新仮名) / 小川未明(著)
又藍丸国の北と西は、はてしない沙原さばくで囲まれていて、南と東側はどこまでも続いた海になっていますが、中にも南の宇美足国には湖や河が沢山あって、商売の盛んな処で御座います。
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
ひた下る 沙原スナハラのさきの岩むらに 姥ひとりゐて、波の明るさ
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)