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よすみ
ふりがな文庫
“よすみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
四隅
89.7%
四角
10.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四隅
(逆引き)
「
盜
(
ぬす
)
んだつち
譯
(
わけ
)
ぢやねえが、
蓋
(
ふた
)
とつて
見
(
み
)
た
處
(
ところ
)
なんだよ」さういつて
婆
(
ばあ
)
さん
等
(
ら
)
は
風呂敷
(
ふろしき
)
の
四隅
(
よすみ
)
を
掴
(
つか
)
んで
圍爐裏
(
ゐろり
)
の
側
(
そば
)
へ
持
(
も
)
つて
來
(
き
)
た。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
しまいには、畳の
縁
(
へり
)
の交叉した
角
(
かど
)
や、天井の
四隅
(
よすみ
)
までが、丁度
刃物
(
はもの
)
を見つめている時のような切ない神経の緊張を、感じさせるようになった。
忠義
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
よすみ(四隅)の例文をもっと
(35作品)
見る
四角
(逆引き)
下へおかれるやいな、高氏へ
跳
(
と
)
びかかった。彼は身を交わしつつ、鎖の端を持って、勝負庭の
四角
(
よすみ
)
に立っている
地鎮柱
(
じちんばしら
)
のぐるりを
転
(
まろ
)
び転び逃げ廻った。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
室
(
へや
)
の
四角
(
よすみ
)
が寝ていられないほど明るくなって、
外部
(
そと
)
に朝日の影が
充
(
み
)
ち渡ると思う頃、始めて起き上った津田の
瞼
(
まぶた
)
はまだ重かった。彼は
楊枝
(
ようじ
)
を使いながら
障子
(
しょうじ
)
を開けた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
よすみ(四角)の例文をもっと
(4作品)
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