“ナヅ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:なづ
語句割合
36.4%
36.4%
18.2%
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まじなひ殊に、民間療法と言はれてゐるものゝ中には、一種讐討ち療法とでも、ナヅくべきものがある様である。
まじなひの一方面 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
今後不幸至親ヲ害セラルル者有之ニ於テハ、事実ヲツマビラカニシ、速ニ其筋へ訴へ出ヅ可ク侯。若シ其儀無ク、旧習ニナヅミ擅殺スルニ於テハ相当ノ罪科ニ処ス可ク候条、心得違ヒ之レ無キ様致スベキ事。
仇討禁止令 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
夢に此磯の窟の辺に至る者は、必死す。故に俗人古より今に至る迄ナヅけて黄泉ヨミの阪黄泉ヨミの穴と言へり。
古代生活の研究:常世の国 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
然リト雖モ、愚子狂子、稀レニ良薬ヲウケテメズ、何ゾソノツタナキヤ。ココニ近代、一聖人ショウニンアリ、一巻ノ書ヲ作リ、ナヅケテ、「選択本願念仏集センジャクホンガンネンブツシュウ
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)