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号
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がう
ふりがな文庫
“
号
(
がう
)” の例文
旧字:
號
それから半年ほどたつた
時
(
とき
)
、ちの一万二千三百七十五
号
(
がう
)
の△△
債劵
(
さいけん
)
は
仲買
(
なかがひ
)
人を
※
(
へ
)
て、ある田
舍
(
なか
)
の大
地主
(
ぢぬし
)
の
手
(
て
)
に
渡
(
わた
)
つてゐた。
夢
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
我楽多文庫
(
がらくたぶんこ
)
の
第五期
(
だいごき
)
に
成
(
な
)
る、
表画
(
ひやうぐわ
)
は
故
(
こ
)
穂庵翁
(
すゐあんおう
)
の筆で
文昌星
(
ぶんしやうせい
)
の
図
(
づ
)
でした、
是
(
これ
)
が
前
(
さき
)
の
廃刊
(
はいかん
)
した号を追つて、二十二
号
(
がう
)
迄
(
まで
)
出して
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
先生
(
せんせい
)
、
真個
(
まつたく
)
は
靱負
(
ゆきへ
)
と
言
(
い
)
つて、
昔
(
むかし
)
の
侍
(
さむらひ
)
のやうな
名
(
な
)
なんですが、
其
(
それ
)
を
其
(
そ
)
のまゝ
雪
(
ゆき
)
の
枝
(
えだ
)
と
書
(
か
)
いて、
号
(
がう
)
にして
居
(
ゐ
)
る
若輩
(
じやくはい
)
ものです。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
さて元禄の
頃
(
ころ
)
高田の御城下に
細井昌庵
(
ほそゐしやうあん
)
といひし医師ありけり。一に青庵といひ、
俳諧
(
はいかい
)
を
善
(
よく
)
して
号
(
がう
)
を
凍雲
(
とううん
)
といへり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
勝田君
(
かつだくん
)
が
出
(
い
)
で
行
(
ゆ
)
く。『
彼奴
(
きやつ
)
だ/\』と、
皆
(
みな
)
くす/\
笑
(
わら
)
ふ。
自分
(
じぶん
)
のことを
笑
(
わら
)
つたのかと、
左
(
さ
)
なきだに
無愛想
(
ぶあいさう
)
な
顔
(
かほ
)
をしたモンゴリア
号
(
がう
)
の
事務長
(
じむちやう
)
は、
益
(
ます/\
)
むづかしい
顔
(
かほ
)
をする。
検疫と荷物検査
(新字旧仮名)
/
杉村楚人冠
(著)
▼ もっと見る
「パレスの十三
号
(
がう
)
よ。
道子
(
みちこ
)
よ。」
吾妻橋
(新字旧仮名)
/
永井荷風
、
永井壮吉
(著)
其
(
そ
)
の
名
(
な
)
を
直
(
す
)
ぐに
号
(
がう
)
にして、
今
(
いま
)
、こんな
家業
(
かげふ
)
を
為
(
す
)
るやうに
成
(
な
)
つたのも、
小児
(
こども
)
の
時
(
とき
)
から、
其
(
そ
)
の
像
(
ざう
)
の
事
(
こと
)
が、
目
(
め
)
にも
心
(
こゝろ
)
にも
身躰
(
からだ
)
にも
離
(
はな
)
れなかつた
為
(
せゐ
)
なんです。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
是
(
これ
)
が
写本
(
しやほん
)
の十
号
(
がう
)
に
当
(
あた
)
るので、
表題
(
ひやうだい
)
は
山田
(
やまだ
)
が
隷書
(
れいしよ
)
で書きました、
之
(
これ
)
に
載
(
の
)
せた
山田
(
やまだ
)
の小説が
言文一致
(
げんぶんいつち
)
で、
私
(
わたし
)
の見たのでは
言文一致
(
げんぶんいつち
)
の小説は
是
(
これ
)
が
嚆矢
(
はじめ
)
でした
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
さて元禄の
頃
(
ころ
)
高田の御城下に
細井昌庵
(
ほそゐしやうあん
)
といひし医師ありけり。一に青庵といひ、
俳諧
(
はいかい
)
を
善
(
よく
)
して
号
(
がう
)
を
凍雲
(
とううん
)
といへり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「これなんだよ。——ほらね。ちの一万二千三百七十五
号
(
がう
)
、
何
(
なん
)
だかいゝ番
号
(
がう
)
だらう?」
夢
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
畢竟
(
つまり
)
売捌
(
うりさばき
)
の方法が
疎略
(
そりやく
)
であつた
為
(
ため
)
に、
勘定
(
かんじやう
)
合つて
銭
(
ぜに
)
足
(
た
)
らずで、
毎号
(
まいがう
)
屹々
(
きつ/\
)
と
印刷費
(
いんさつひ
)
を
払
(
はら
)
つて行つたのが、
段々
(
だん/\
)
不如意
(
ふによい
)
と
成
(
な
)
つて、
二号
(
にがう
)
おくれ三
号
(
がう
)
おくれと
逐
(
おは
)
れる
有様
(
ありさま
)
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
葵亭翁は
蒲原郡
(
かんばらごほり
)
加茂明神の
修験
(
しゆげん
)
宮本院名は
義方吐醋
(
よしかたとさく
)
と
号
(
がう
)
し、又
無方斎
(
むはうさい
)
と
別号
(
べつがう
)
す、
隠居
(
いんきよ
)
して
葵亭
(
きてい
)
といふ。
和漢
(
わかん
)
の
博識
(
はくしき
)
北越の
聞人
(
なたかきひと
)
なり。芭蕉が
件
(
くだん
)
の句ものに見えざればしるせり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「……七十五
号
(
がう
)
。
第
(
だい
)
一、五がつくのなんて半
端
(
ぱ
)
な
処
(
とこ
)
がなくて
馬𢈘
(
ばか
)
にいいよ。」
夢
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
葵亭翁は
蒲原郡
(
かんばらごほり
)
加茂明神の
修験
(
しゆげん
)
宮本院名は
義方吐醋
(
よしかたとさく
)
と
号
(
がう
)
し、又
無方斎
(
むはうさい
)
と
別号
(
べつがう
)
す、
隠居
(
いんきよ
)
して
葵亭
(
きてい
)
といふ。
和漢
(
わかん
)
の
博識
(
はくしき
)
北越の
聞人
(
なたかきひと
)
なり。芭蕉が
件
(
くだん
)
の句ものに見えざればしるせり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
友人
(
いうじん
)
嘿斎翁
(
ぼくさいをう
)
曰
(
いはく
)
、(堀の内の人、宮治兵衛)花水祝ひといふ事は
淡路宮
(
あはぢのみや
)
瑞井
(
みづゐ
)
の
井中
(
ゐちゆう
)
に
多遅花
(
たちばな
)
の
落
(
おち
)
たる
祥
(
さち
)
ありし事の日本紀に見えたるに
濫觴
(
らんしやう
)
して、花水の
号
(
がう
)
こゝに
起立
(
おこれる
)
にやといはれき。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
芭蕉
(
はせを
)
とは
草庵
(
さうあん
)
に芭蕉を
植
(
うゑ
)
しゆゑ人よりよびたる名の
后
(
のち
)
には
自
(
みづから
)
号
(
がう
)
によべり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
号
常用漢字
小3
部首:⼝
5画
“号”を含む語句
信号
号笛
怒号
符号
暗号
家号
御名号
記号
号泣
綽号
号砲
口号
信号燈
番号
哀号
雅号
俳号
屋号
救難信号
戯号
...