“若輩”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じゃくはい89.5%
じやくはい5.3%
ジヤクハイ5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「拙者は、お奉行榊原主計さかきばらかずえ殿のご懇望もだしがたく、若輩じゃくはい烏滸おこがましいとは存じながら、ご助勢に参った、羅門塔十郎らもんとうじゅうろうと申しますもの」
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
先生せんせい真個まつたく靱負ゆきへつて、むかしさむらひのやうななんですが、それのまゝゆきえだいて、がうにして若輩じやくはいものです。
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
兄ハ十五、弟ハ十三、マダ若輩ジヤクハイナガラ、一番ニ乗入ル。内ノ者共ツヅイテ込入コミイリ、即時ニ攻破ツテ天主ニ詰メヨスル。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)