“若者輩”の読み方と例文
読み方割合
わかものばら100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戦国そだちの、これからの時代はもっと、どうこの世がもんどり打って変るか知れない時勢に臨んでゆく若者輩わかものばらだ——。これくらいなことはなんでもない。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「心もとない。いずれもかかる大戦に臨むのは初めての若者輩わかものばらだ。すぐ強兵をすぐって彼らの後につづけ」
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その御先手ごせんてには、ぜひ、せがれ範資のりすけ貞範さだのり氏範うじのりらの若者輩わかものばらをお使い願わしゅう存じまする
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)