“わかものばら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
若者輩83.3%
壮者輩16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その御先手ごせんてには、ぜひ、せがれ範資のりすけ貞範さだのり氏範うじのりらの若者輩わかものばらをお使い願わしゅう存じまする
私本太平記:11 筑紫帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
恋のみが青春を燃やすものかは! ——時代は今、おおきなうしおの手を挙げて、世の若者輩わかものばらを呼んでいるのだ。路傍の花に眼をくれるな! 日を惜しめ、そしてこの潮に乗りおくれるな! と。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「父上父上。壮者輩わかものばらにまじって、そんなにお急ぎになっても大丈夫ですか」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)