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煨
ふりがな文庫
“煨”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おき
60.0%
うずみび
20.0%
ヤ
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おき
(逆引き)
そのグローマン風に分けた長い銀色をした
頭髪
(
かみのけ
)
の下には、狂暴な光に燃えて紅い
煨
(
おき
)
を
凝然
(
じいっ
)
と
瞶
(
みつ
)
めている二つの眼があった。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
煨(おき)の例文をもっと
(3作品)
見る
うずみび
(逆引き)
ところが、その矢先——焔の尽きた
煨
(
うずみび
)
が弓のように
垂
(
しな
)
だれて、
燐寸
(
マッチ
)
が指頭から放たれた。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
煨(うずみび)の例文をもっと
(1作品)
見る
ヤ
(逆引き)
天皇は吉野を出て宇治の奥、田原
ノ
里で、里人の情の
煨
(
ヤ
)
き栗・ゆで栗を
傍
(
カタ
)
山の
岨
(
そへ
)
に埋めて、わが身栄ゆるものならば、此栗生え出る様に、とうけひ給うたら、栗が生え出した。
愛護若
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
煨(ヤ)の例文をもっと
(1作品)
見る
煨
部首:⽕
13画
“煨”を含む語句
段煨
煨燼
煨燼中
“煨”のふりがなが多い著者
小栗虫太郎
長塚節
折口信夫