“火焼”のいろいろな読み方と例文
旧字:火燒
読み方割合
ひた28.6%
ホタケ14.3%
オソ14.3%
ヒタ14.3%
ホタ14.3%
ホタキ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから外廻りは、家の広い外郭になって居て、大炊屋おおいやもあれば、湯殿火焼ひたなども、下人の住いに近く、立っている。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
其が、市神・山の神の祭りと共に、繰り上げられて、十月の内に行はれる様になつた。山の神の祠の火焼ホタケは、やはり、十一月のお火焼き神事と一つものであつた。
それから外廻ソトマハりは、家の広い外郭になつて居て、大炊屋オホヒヤもあれば、湯殿火焼ヒタき屋なども、下人の住ひに近く、立つてゐる。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
火焼ホタきの神事は、正月十四日の左義長や、除夜にあつた祇園の柱焼きの年占などを兼ねた意味のものであつて、初春を意味する日の前日にするはずのものだ。
火焼ホタキの翁が、此に和して歌つて居る
万葉集の解題 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)