火焼ひた)” の例文
旧字:火燒
それから外廻りは、家の広い外郭になって居て、大炊屋おおいやもあれば、湯殿火焼ひたなども、下人の住いに近く、立っている。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
さうして其そとは、広い家の外廓になつて居て、大炊殿おほいどのもあれば、火焼ひたき屋なども、下人の住ひに近い処に立つてゐる。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)