“外廻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そとまわ50.0%
ソトマハ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
外廻そとまわりは白い漆喰しっくいぬりで、かわらぶきの屋根にげっちょろけの煙突を立てているその家は、現在の主人の祖父や曾祖父が植えこんだ桑やアカシヤやポプラの緑のなかに、すっぽり埋まっていた。
嫁入り支度 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)
それから外廻ソトマハりは、家の広い外郭になつて居て、大炊屋オホヒヤもあれば、湯殿火焼ヒタき屋なども、下人の住ひに近く、立つてゐる。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)