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樹根
ふりがな文庫
“樹根”の読み方と例文
読み方
割合
きのね
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きのね
(逆引き)
路傍の林の
簇葉
(
むらは
)
は、その光を漉して、青い光を
樹根
(
きのね
)
へ投げ、林の奧は見透されないやうに、光と影が入り亂れて、不思議な思ひを起させる。
霧の旅
(旧字旧仮名)
/
吉江喬松
(著)
市郎は
洋杖
(
すてっき
)
を
把直
(
とりなお
)
して、物音のする
方
(
かた
)
へ飛び込んで見ると、もう遅かった。
僅
(
わずか
)
に
一足
(
ひとあし
)
違いで、トムは既に
樹根
(
きのね
)
に倒れていた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
昼
(
ひる
)
は
猟
(
かり
)
して
獣
(
けもの
)
を
食
(
しよく
)
とし、夜は
樹根
(
きのね
)
岩窟
(
がんくつ
)
を
寝所
(
ねどころ
)
となし、
生木
(
なまき
)
を
焼
(
たい
)
て
寒
(
さむさ
)
を
凌
(
しのぎ
)
且
(
かつ
)
明
(
あかし
)
となし、
着
(
き
)
たまゝにて
寝臥
(
ねふし
)
をなす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
樹根(きのね)の例文をもっと
(5作品)
見る
“樹根”の意味
《名詞》
樹木の根。
(出典:Wiktionary)
樹
常用漢字
小6
部首:⽊
16画
根
常用漢字
小3
部首:⽊
10画
“樹”で始まる語句
樹
樹立
樹蔭
樹木
樹々
樹脂
樹間
樹下
樹林
樹陰
検索の候補
根樹
旧根樹
“樹根”のふりがなが多い著者
鈴木牧之
山東京山
吉江喬松
泉鏡花
岡本綺堂