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きのね
ふりがな文庫
“きのね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
樹根
71.4%
木根
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
樹根
(逆引き)
昼
(
ひる
)
は
猟
(
かり
)
して
獣
(
けもの
)
を
食
(
しよく
)
とし、夜は
樹根
(
きのね
)
岩窟
(
がんくつ
)
を
寝所
(
ねどころ
)
となし、
生木
(
なまき
)
を
焼
(
たい
)
て
寒
(
さむさ
)
を
凌
(
しのぎ
)
且
(
かつ
)
明
(
あかし
)
となし、
着
(
き
)
たまゝにて
寝臥
(
ねふし
)
をなす。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
小児等
(
こどもら
)
の糸を引いて
駈
(
かけ
)
るがままに、ふらふらと舞台を飛廻り、やがて、
樹根
(
きのね
)
に
摚
(
どう
)
となりて、切なき
呼吸
(
いき
)
つく。
紅玉
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
きのね(樹根)の例文をもっと
(5作品)
見る
木根
(逆引き)
... われを射んとしたりしかど。
此度
(
こたび
)
もその矢われには当らず、肩の
辺
(
あたり
)
をかすらして、後の
木根
(
きのね
)
に立ちしのみ」ト。聞くに聴水は歯を
咬切
(
くいしば
)
り
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
助
(
たすく
)
る人はなくとも雪さへ
消
(
きえ
)
なば
木根
(
きのね
)
岩角
(
いはかど
)
に
縋
(
とりつき
)
てなりと宿へかへらんと、雪のきゆるをのみまちわび幾日といふ日さへ
忘
(
わすれ
)
て
虚々
(
うか/\
)
くらししが、熊は
飼犬
(
かひいぬ
)
のやうになりてはじめて人間の
貴
(
たふとき
)
事を
知
(
し
)
り
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
きのね(木根)の例文をもっと
(2作品)
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