“小児等”のいろいろな読み方と例文
旧字:小兒等
読み方割合
こどもら87.5%
しょうにら12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小児等こどもらしばらく逡巡しゅんじゅんす。画工の機嫌よげなるを見るより、一人は、画工のせなかいだいて、凧を煽る真似す。一人は駈出かけだして距離を取る。其の一人いちにん
紅玉 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
老女おばさん、う来て下さいました、今夜は近所の小児等こどもらを招きまして、基督降誕祭クリスマスを営むことに致しまして、——其上、十二月廿五日と云ふ日に特別の関係ある婦人の新客がありますので
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
画工、の事には心付こころづかず、立停たちどまりて嬉戯きぎする小児等しょうにらみまわす。
紅玉 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)