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把直
ふりがな文庫
“把直”の読み方と例文
読み方
割合
とりなお
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とりなお
(逆引き)
市郎は
洋杖
(
すてっき
)
を
把直
(
とりなお
)
して、物音のする
方
(
かた
)
へ飛び込んで見ると、もう遅かった。
僅
(
わずか
)
に
一足
(
ひとあし
)
違いで、トムは既に
樹根
(
きのね
)
に倒れていた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
巡査は心に喜んで、闇を探りながら
衝
(
つ
)
と寄って、
其
(
そ
)
の一匹の
襟首
(
えりくび
)
を掴んだ。が、敵も中々
素捷
(
すばや
)
かった。
忽
(
たちま
)
ち
其
(
その
)
手を払い
退
(
の
)
けて、口に
啣
(
くわ
)
えたる刃物を
把直
(
とりなお
)
した。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
石は松明に
中
(
あた
)
って、火の粉は乱れ飛んだ。
素破
(
すわ
)
やと一同色めいて、
何
(
いず
)
れも持ったる武器を
把直
(
とりなお
)
した。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
把直(とりなお)の例文をもっと
(1作品)
見る
把
常用漢字
中学
部首:⼿
7画
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
“把”で始まる語句
把
把手
把握
把持
把捉
把柄
把頭
把出
把栗
把持者