トップ
>
焼
>
く
ふりがな文庫
“
焼
(
く
)” の例文
旧字:
燒
乃公は直ぐにストーブの中へ仮髪を
焼
(
く
)
べて了った。そして蓋をするかしないに、戸が明いて校長が顔を出した。頭が丸薬鑵だからお
見外
(
みそ
)
れ申すような顔であった。
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
しかし明日ストーヴに
焼
(
く
)
べられる一本の草にも、それ相応の来歴があり、思出がなければならない。
或教授の退職の辞
(新字新仮名)
/
西田幾多郎
(著)
ウガチとかコガシとか申す者は
空抜
(
うろぬき
)
にしてと断りながら、
青内寺
(
せいないじ
)
煙草
(
たばこ
)
二三服
馬士
(
まご
)
張
(
ば
)
りの
煙管
(
きせる
)
にてスパリ/\と
長閑
(
のどか
)
に吸い無遠慮に
榾
(
ほだ
)
さし
焼
(
く
)
べて舞い立つ灰の
雪袴
(
ゆきんばかま
)
に落ち
来
(
きた
)
るをぽんと
擲
(
はた
)
きつ
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
「どうです、きょうの原の騒ぎは」と書記は
楢
(
なら
)
を
焼
(
く
)
べて火気を盛にしながら
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「火を消してはいけない。その柴がなくなるまでだん/\
焼
(
く
)
べたすのだ。」
雪に埋れた話
(新字旧仮名)
/
土田耕平
(著)
▼ もっと見る
焼
(
く
)
べろ!
棚田裁判長の怪死
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
「こゝへ
焼
(
く
)
べな。」
雪に埋れた話
(新字旧仮名)
/
土田耕平
(著)
焼
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“焼”を含む語句
火焼
焼麺麭
焼酎
焼火
生焼
焼畑
夕焼
蒲焼
素焼
焼餅
焼刃
岡焼
高麗焼
焼死
焼棄
焼焦
焼痕
焼捨
類焼
鯛焼
...