“北國”のいろいろな読み方と例文
新字:北国
読み方割合
ほくこく40.0%
ほつこく40.0%
ほっこく20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
笹(さゝ)の葉(は)に、大判(おほばん)、小判(こばん)、打出(うちで)の小槌(こづち)、寶珠(はうしゆ)など、就中(なかんづく)、緋(ひ)に染色(そめいろ)の大鯛(おほだひ)小鯛(こだひ)を結(ゆひ)付(つ)くるによつて名(な)あり。お酉樣(とりさま)の熊手(くまで)、初卯(はつう)の繭玉(まゆだま)の意氣(いき)なり。北國(ほくこく)ゆゑ正月(しやうぐわつ)はいつも雪(ゆき)なり。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
侘住居(わびずまひ)と申(まを)します——以前(いぜん)は、北國(ほつこく)に於(おい)ても、旅館(りよくわん)の設備(せつび)に於(おい)ては、第一(だいいち)と世(よ)に知(し)られた此(こ)の武生(たけふ)の中(うち)でも、其(そ)の隨一(ずゐいち)の旅館(りよくわん)の娘(むすめ)で、二十六の年(とし)に
雪霊記事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
そも/\空想(くうさう)は、空氣(くうき)よりも仄(ほのか)なもので、今(いま)は北國(ほっこく)の結氷(こほり)に言寄(いひよ)るかと思(おも)へば、忽(たちま)ち腹(はら)を立(た)てゝ吹變(ふきかは)って、南(みなみ)の露(つゆ)に心(こゝろ)を寄(よ)するといふ其(その)風(かぜ)よりも浮氣(うはき)なものぢゃ。