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繭玉
ふりがな文庫
“繭玉”の読み方と例文
読み方
割合
まゆだま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まゆだま
(逆引き)
たとえば
粟穂
(
あわぼ
)
稗穂
(
ひえぼ
)
の餅を食ってしまうことを粟刈り、
繭玉
(
まゆだま
)
の餅を食うのを繭掻きもしくは繭ねりというの類である。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
不動様のお
三日
(
さんにち
)
という
午過
(
ひるす
)
ぎなぞ参詣戻りの人々が
筑波根
(
つくばね
)
、
繭玉
(
まゆだま
)
、
成田山
(
なりたさん
)
の
提灯
(
ちょうちん
)
、
泥細工
(
つちざいく
)
の
住吉踊
(
すみよしおどり
)
の人形なぞ
深川の唄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
繭玉
(
まゆだま
)
のかたちを、しんこで
造
(
つく
)
つてそれを
竹
(
たけ
)
の
枝
(
えだ
)
にさげて、お
飼蠶
(
かいこ
)
さまを
守
(
まも
)
つて
下
(
くだ
)
さる
神
(
かみ
)
さまをも
祭
(
まつ
)
りました。
病氣
(
びやうき
)
で
倒
(
たふ
)
れた
馬
(
うま
)
のためには、
馬頭觀音
(
ばとうくわんおん
)
を
祭
(
まつ
)
りました。
ふるさと
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
繭玉(まゆだま)の例文をもっと
(6作品)
見る
“繭玉(
餅花
)”の解説
餅花(もちばな)とは、日本の一部地域で正月とくに小正月に、ヌルデ・エノキ・ヤナギなどの木に小さく切った餅や団子をさして飾るもの。東日本では「繭玉」(まゆだま)の形にする地域が多い。一年の五穀豊穣を祈願する予祝の意味をもつとされる。左義長の行事で飾ったり、食べたりする地方も多い。
(出典:Wikipedia)
繭
常用漢字
中学
部首:⽷
18画
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
“繭”で始まる語句
繭
繭買
繭商人
繭隠
繭糸
繭紬
繭仲買
繭価
繭売
繭市
“繭玉”のふりがなが多い著者
徳田秋声
谷崎潤一郎
柳田国男
島崎藤村
永井荷風
泉鏡花