“筑波根”の読み方と例文
読み方割合
つくばね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不動様のお三日(さんにち)という午過(ひるす)ぎなぞ参詣戻りの人々が筑波根(つくばね)、繭玉(まゆだま)、成田山(なりたさん)の提灯(ちょうちん)、泥細工(つちざいく)の住吉踊(すみよしおどり)の人形なぞ
深川の唄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
太井(ふとい)川(現在の江戸川)と利根川とを混同し、且(かつ)利根の川上は筑波根(つくばね)のみなの川で、其源は常州(じょうしゅう)文殊ヶ岳より落始(おちはじめ)るなど、まるで痴人か狂人の語るを聞くに似た記事である。
利根川水源地の山々 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
秩父(ちちぶ)から系統を引いているわけではなく、筑波根(つくばね)の根を引いているわけでもなく、いわば武蔵野の逃水(にげみず)同様に、なんの意味もなくむくれ上って、なんの表現もなく寝ているところに
大菩薩峠:21 無明の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)