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筑波井
ふりがな文庫
“筑波井”の読み方と例文
読み方
割合
つくばい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つくばい
(逆引き)
宗右衛門もふと奥庭の奥深くへ眼をやつた。
白無垢
(
しろむく
)
のお小夜とお里が、今、花のまばらな
梔
(
くちなし
)
の陰から出てつはぶきに取り囲まれた
筑波井
(
つくばい
)
の側に立ち現はれたところである。
老主の一時期
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
奥庭の
小径
(
こみち
)
の奥
筑波井
(
つくばい
)
の向うの
梔
(
くちなし
)
の
隙
(
すき
)
、低い風流な離れ家の
棟
(
むね
)
。それが何度一日に彼の目につくことであらう。結局彼はいつとはなしに娘達と遠ざかつて行つてしまつた。
老主の一時期
(新字旧仮名)
/
岡本かの子
(著)
筑波井(つくばい)の例文をもっと
(1作品)
見る
筑
漢検準1級
部首:⽵
12画
波
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
井
常用漢字
小4
部首:⼆
4画
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