“浮氣”のいろいろな読み方と例文
新字:浮気
読み方割合
うはき88.9%
うわき11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
をとこ女蕩をんなたらしの浮氣うはきもの、近頃ちかごろあによめ年増振としまぶりけて、多日しばらく遠々とほ/″\しくなつてたが、一二年いちにねんふか馴染なじんでたのであつた。
一席話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ぢゃによって、おゆるしなされ、はやなびいたをば浮氣うはきゆゑとおもうてくださるな、よるやみ油斷ゆだんして、つい下心したごゝろられたゝめぢゃ。
となりより剃刀かみそりをかりてかほをこしらゆるこゝろ、そも/\れの浮氣うわきりて、襦袢じゆばんそでしう、半天はんてんゑり觀光くわんくわういとばかりになりしをさびしがるおもひ、らうつま美尾みをとても一つは世間せけん持上もちあげしなり
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)