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遠々
ふりがな文庫
“遠々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
とほどほ
37.5%
とほ/″\
25.0%
とおとお
12.5%
とお/″\
12.5%
をんをん
12.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とほどほ
(逆引き)
水仙と寒菊の影、現なく
映
(
うつ
)
らふ観れば、現なし、
寂
(
さび
)
しかりけり。
近々
(
ちかぢか
)
と啼き翔る鵯、
遠々
(
とほどほ
)
とひびく浪の
音
(
と
)
。誰か世を常なしと云ふ、久しとも
愛
(
かな
)
しとも
思
(
も
)
へ。
観相の秋
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
遠々(とほどほ)の例文をもっと
(3作品)
見る
とほ/″\
(逆引き)
男
(
をとこ
)
は
女蕩
(
をんなた
)
らしの
浮氣
(
うはき
)
もの、
近頃
(
ちかごろ
)
は
嫂
(
あによめ
)
の
年増振
(
としまぶり
)
に
目
(
め
)
を
着
(
つ
)
けて、
多日
(
しばらく
)
遠々
(
とほ/″\
)
しくなつて
居
(
ゐ
)
たが、
最
(
も
)
う
一二年
(
いちにねん
)
、
深
(
ふか
)
く
馴染
(
なじ
)
んで
居
(
ゐ
)
たのであつた。
一席話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
遠々(とほ/″\)の例文をもっと
(2作品)
見る
とおとお
(逆引き)
「何を言うのだねえ、お前は。姉さん達やお前が可愛いばかりに
遠々
(
とおとお
)
しい処を
恁
(
こ
)
うして来たのじゃないか」
いたずら小僧日記
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
遠々(とおとお)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
とお/″\
(逆引き)
老「五郎治殿、誠に
今日
(
きょう
)
は
遠々
(
とお/″\
)
の処御苦労に存じます、只今の事は
上
(
かみ
)
へ仰せ上げられんように、何もござりませんが
一献
(
いっこん
)
差上げる支度になって居りますから、あの
紅葉
(
もみじ
)
の
間
(
ま
)
へ」
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
遠々(とお/″\)の例文をもっと
(1作品)
見る
をんをん
(逆引き)
惧
(
おそ
)
るる
隙
(
ひま
)
に聞きわきぬ、過去
遠々
(
をんをん
)
の
代
(
よ
)
をここに。
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
遠々(をんをん)の例文をもっと
(1作品)
見る
遠
常用漢字
小2
部首:⾡
13画
々
3画
“遠”で始まる語句
遠
遠方
遠慮
遠近
遠退
遠江
遠山
遠音
遠眼鏡
遠路
“遠々”のふりがなが多い著者
北原白秋
蒲原有明
佐々木邦
三遊亭円朝
泉鏡太郎
長谷川時雨
泉鏡花