トップ
>
一献
ふりがな文庫
“一献”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いっこん
89.8%
ひとつ
8.2%
いちこん
2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いっこん
(逆引き)
もし信長が、十年前、庄内川のほとりで
縋
(
すが
)
った自分を拾い上げてくれなかったならば——と、お流れの
一献
(
いっこん
)
もあだには飲めなかった。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一献(いっこん)の例文をもっと
(44作品)
見る
ひとつ
(逆引き)
「わしかね、わしも実は関東さ、常州水戸……ではない土浦生れが流れ流れて、花の都で女子供を相手にこんな商売をしていますよ。失礼、
一献
(
ひとつ
)
」
大菩薩峠:03 壬生と島原の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
一献(ひとつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
いちこん
(逆引き)
ろくろの渡しでは、お
座船飾
(
ざぶねかざ
)
りして、
稲葉伊予
(
いなばいよ
)
が、船中で
一献
(
いちこん
)
進上する。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一献(いちこん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“一献”の解説
一献(いっこん)とは、酒宴における最初の勧盃のこと。通常は杯を3回重ねるまでを一献という。
大臣大饗の際には主催者である大臣が自ら勧めて回るなど、酒宴に伴う儀式ではもっとも重要なものであった。このため、中世には一献をもって酒宴そのものを指す事例も生じた。
テレビ西日本のバラエティ番組「ゴリパラ見聞録」でも使用されている。
(出典:Wikipedia)
一
常用漢字
小1
部首:⼀
1画
献
常用漢字
中学
部首:⽝
13画
“一献”で始まる語句
一献差
一献進上
検索の候補
御一献
一献差
一献進上
“一献”のふりがなが多い著者
吉川英治
中里介山
三遊亭円朝
三上於菟吉
徳冨蘆花
直木三十五
神西清
福沢諭吉
谷崎潤一郎
泉鏡花