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みのがみ
ふりがな文庫
“みのがみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
美濃紙
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
美濃紙
(逆引き)
○半紙だか
美濃紙
(
みのがみ
)
だか、また西の内だか何だか知らぬが、とにかく
楮
(
こうぞ
)
の樹皮から製した日本紙を張った障子の美は、もう久しい前から
仮寐の夢
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
彼らは障子を張る
美濃紙
(
みのがみ
)
を買うのにさえ
気兼
(
きがね
)
をしやしまいかと思われるほど、小六から見ると、消極的な暮し方をしていた。
門
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
かう云ひながら
宇津木
(
うつぎ
)
はゆつくり起きて、机に
靠
(
もた
)
れたが、
宿墨
(
しゆくぼく
)
に筆を
浸
(
ひた
)
して、有り合せた
美濃紙
(
みのがみ
)
二枚に、一字の
書損
(
しよそん
)
もなく
腹藁
(
ふくかう
)
の文章を書いた。
大塩平八郎
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
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