トップ
>
『仮寐の夢』
ふりがな文庫
『
仮寐の夢
(
かりねのゆめ
)
』
○家が焼けてから諸処方々人の家の空間をさがして仮寐の夢を結ぶようになって、ここに再び日本在来の家の不便を知るようになった。襖障子を境にしている日本の家の居室には鍵のかかる処がないので、外出した後の用心をすることができない。空巣ねらいの事はさ …
著者
永井荷風
初出
「新生 第二卷第七號」1946(昭和21)年7月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
極
(
きわみ
)
囲
(
かこま
)
證
(
しょう
)
尊
(
みこと
)
用
(
もちう
)
著
(
あらわ
)
平素
(
へいそ
)
焼焦
(
やけこが
)
絶
(
たや
)
頬冠
(
ほおかむり
)
顧
(
かえりみ
)
休
(
や
)
台閣
(
たいかく
)
基
(
もとづ
)
大
(
おおい
)
好
(
よ
)
如何
(
いかん
)
差閊
(
さしつかえ
)
後
(
のち
)
徐
(
おもむろ
)
燃
(
もや
)
畳
(
たたみ
)
目覚
(
めざま
)
空間
(
あきま
)
窃
(
ひそか
)
考
(
かんがえ
)
読過
(
どっか
)
起臥
(
おきふし
)
趣
(
おもむ
)
遙
(
はるか
)
難
(
かた
)
雨漏
(
あまもり
)
頻
(
しきり
)
一向
(
いっこう
)
丘阜
(
きゅうふ
)
中
(
うち
)
云々
(
うんぬん
)
他所
(
よそ
)
仮寐
(
かりね
)
任
(
まか
)
依
(
よ
)
便宜
(
べんぎ
)
俄雨
(
にわかあめ
)
傍
(
そば
)
催
(
もよお
)
僭越
(
せんえつ
)
償
(
つぐな
)
免
(
まぬか
)
参詣
(
さんけい
)
只中
(
ただなか
)
吠
(
ほ
)
噂
(
うわさ
)
四書
(
ししょ
)
団扇
(
うちわ
)
坊間
(
ぼうかん
)
基督
(
キリスト
)
堂宇
(
どうう
)
塵
(
ちり
)
境内
(
けいだい
)
外
(
ほか
)
外題
(
げだい
)
夜宴
(
やえん
)
夜廻
(
よまわり
)
大方
(
おおかた
)
奈辺
(
なへん
)
委
(
くわ
)
婆娑
(
ばさ
)
宏壮
(
こうそう
)
寓居
(
ぐうきょ
)
左袒
(
さたん
)
巻舌
(
まきじた
)
店子
(
たなこ
)
御幣
(
ごへい
)
御雇
(
おやとい
)
微々
(
びび
)
戴
(
いただ
)
手拭
(
てぬぐい
)
招聘
(
しょうへい
)
按摩
(
あんま
)
推
(
お
)
新
(
あらた
)
晩蒔
(
おそまき
)
椿
(
つばき
)
楠公
(
なんこう
)
楮
(
こうぞ
)
楼閣
(
ろうかく
)
次第
(
しだい
)
歇
(
や
)
此方
(
こちら
)
武者
(
むしゃ
)
殷盛
(
いんせい
)
氏子
(
うじこ
)
氏神
(
うじがみ
)
淫祠
(
いんし
)
滞
(
とどこお
)
烟突
(
えんとつ
)
煤烟
(
ばいえん
)
煩累
(
はんるい
)
牙
(
きば
)
狛犬
(
こまいぬ
)