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烟突
ふりがな文庫
“烟突”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
えんとつ
88.9%
けむだし
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんとつ
(逆引き)
太い、黒い
烟突
(
えんとつ
)
が二本空に、
突立
(
つきたっ
)
ていた。その烟突は太くて赤錆が出ているばかりでなく、大分破れて
孔
(
あな
)
が
処々
(
ところどころ
)
にあいている。
暗い空
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
その内側にぴったり寄り添って空気抜けの
烟突
(
えんとつ
)
がついていたが、この高さは、周囲の壁よりもずっと低く、五十センチぐらいしかなかった。
街の探偵
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
烟突(えんとつ)の例文をもっと
(16作品)
見る
けむだし
(逆引き)
行つても/\知らん
地方
(
ところ
)
だ。
低地
(
ひくち
)
が高台になつて瀬の早い川が
逶迤
(
うね/\
)
と通つてゐる処もあつた。
烟突
(
けむだし
)
も無い
小舎
(
こや
)
や木の枝を編むで
拵
(
こしら
)
へた納屋が
後
(
あと
)
になつて、立派な邸や
石造
(
せきざう
)
の建物が見える。
椋のミハイロ
(新字旧仮名)
/
ボレスワフ・プルス
(著)
芝居の
櫓
(
やぐら
)
を見て
烟突
(
けむだし
)
と間違えるような人で。
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
烟突(けむだし)の例文をもっと
(2作品)
見る
烟
漢検1級
部首:⽕
10画
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
“烟”で始まる語句
烟
烟草
烟管
烟草盆
烟筒
烟草入
烟出
烟草屋
烟霧
烟硝
“烟突”のふりがなが多い著者
村井弦斎
アントン・チェーホフ
作者不詳
南方熊楠
三遊亭円朝
永井荷風
夏目漱石
泉鏡花
江戸川乱歩
海野十三