“烟草入”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
たばこいれ57.1%
たばこい28.6%
タバコいれ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見込み「けつぱなしてだれも居ねえのか、この開帳で人の出るのに」とかます烟草入たばこいれ真鍮しんちゅう煙管きせるを出し「何だ火もねえや」といひ
吉五郎は万吉と清七と三人づれで忠蔵の店へ行って、鼻紙袋や烟草入たばこいれなどを注文した。
拷問の話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
彼は腰から烟草入タバコいれを出して、刻み烟草を雁首がんくびへ詰めた。吸殻すいがらを落すときには、左のてのひら烟管キセルを受けて、火鉢ひばちの縁をたたかなかった。やにたまっていると見えて、吸う時にじゅじゅ音がした。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)