トップ
>
タバコいれ
ふりがな文庫
“タバコいれ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
烟草入
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
烟草入
(逆引き)
彼は腰から
烟草入
(
タバコいれ
)
を出して、刻み烟草を
雁首
(
がんくび
)
へ詰めた。
吸殻
(
すいがら
)
を落すときには、左の
掌
(
てのひら
)
で
烟管
(
キセル
)
を受けて、
火鉢
(
ひばち
)
の縁を
敲
(
たた
)
かなかった。
脂
(
やに
)
が
溜
(
たま
)
っていると見えて、吸う時にじゅじゅ音がした。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
迷惑そうな健三の
体
(
てい
)
を見ても澄ましていた。しまいに吉田が例の
烟草入
(
タバコいれ
)
を腰へ差して、「では
今日
(
こんにち
)
はこれで
御暇
(
おいとま
)
を致す事にしましょうか」と催促したので、彼は
漸
(
ようや
)
く帰る気になったらしかった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
タバコいれ(烟草入)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
たばこい
たばこいれ