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烟草入
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たばこいれ
ふりがな文庫
“
烟草入
(
たばこいれ
)” の例文
見込み「
明
(
あ
)
けつ
放
(
ぱな
)
してだれも居ねえのか、この開帳で人の出るのに」とかます
烟草入
(
たばこいれ
)
と
真鍮
(
しんちゅう
)
の
煙管
(
きせる
)
を出し「何だ火もねえや」といひ
いがみの権太:(明治二十九年一月、明治座)
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
齢
(
とし
)
は二十八でありますが至って賢い男、
大形
(
おおがた
)
の
縮緬
(
ちりめん
)
の
単衣
(
ひとえもの
)
の上に黒縮緬の羽織を着て大きな鎖付の
烟草入
(
たばこいれ
)
を握り、頭は
櫓落
(
やぐらおと
)
しという
髪
(
あたま
)
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お文コレ段右衞門マア
強情
(
がうじやう
)
も
宜加減
(
いゝかげん
)
にお
仕
(
し
)
な
夫
(
をつと
)
三五郎が
庚申堂
(
かうしんだう
)
の畑際で
拾
(
ひろ
)
つて來た
烟草入
(
たばこいれ
)
其中に穀平から杉戸屋の富右衞門さんの所へ
遣
(
やつ
)
た手紙が
這入
(
はひつ
)
て居から杉戸屋の烟草入だと
言
(
いふ
)
事が知れ然も其時
妾
(
わたし
)
が
直
(
すぐ
)
に持て行うとする所へ
貴殿
(
おまへ
)
が來て其烟草入を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
女房の店を片付くる間、善太の持ち居る三文笛をとり、ぴいぴいと吹きて見て「こんなつまらねえお手遊を持つて居やがる、ちやんのお手遊を見せてやらう」と懐より
烟草入
(
たばこいれ
)
を出し、笛を入る。
いがみの権太:(明治二十九年一月、明治座)
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
友「此の
烟草入
(
たばこいれ
)
はくだらないが
毎
(
いつ
)
も頼む
使
(
つかい
)
の方に」
業平文治漂流奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
烟
漢検1級
部首:⽕
10画
草
常用漢字
小1
部首:⾋
9画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“烟草”で始まる語句
烟草
烟草盆
烟草屋
烟草休
烟草店