“えんとつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
煙突67.6%
煙筒16.2%
烟突12.6%
烟筒2.7%
煤突0.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
コック部屋の裏には煙突が一本。そこにはまた労働者が二人せっせとシャベルを動かしている。カンテラを一つともしたまま。……
浅草公園:或シナリオ (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
岸本は自分の乗って来た二本煙筒の汽船が波止場近くに碇泊しているのをその高い位置から下瞰して、実にはるばると旅して来たことを思った。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
その内側にぴったり寄り添って空気抜けの烟突がついていたが、この高さは、周囲の壁よりもずっと低く、五十センチぐらいしかなかった。
街の探偵 (新字新仮名) / 海野十三(著)
噸數一千二本烟筒二本下甲板には大砲小銃等めるにやあらん。かしき船脚んでえたが、闇黒なる波浪朦朧められたのである。
此のとで、新しい東京は年毎けて行く。そして人もる。つい眼前にも湯屋煤突がノロ/\と黄色い煙を噴出してゐた。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)