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キセル
ふりがな文庫
“キセル”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:
きせる
語句
割合
煙管
79.1%
烟管
16.3%
烟菅
2.3%
煙筒
2.3%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
煙管
(逆引き)
この
刹那
(
せつな
)
に箱の
蓋
(
ふた
)
をあけると、案の通り土で造った円筒状の
煙管
(
キセル
)
の雁首が一箇出た。箱の蓋を
能
(
よ
)
く見ると、
煙草
(
タバコ
)
を刻んだ跡もある。
土塊石片録
(新字新仮名)
/
伊波普猷
(著)
キセル(煙管)の例文をもっと
(34作品)
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烟管
(逆引き)
窓
(
まど
)
の
下
(
もと
)
なる小机に、いま
行李
(
こり
)
より出したる
旧
(
ふる
)
き絵入新聞、
遣
(
つか
)
ひさしたる
油
(
あぶら
)
ゑの
具
(
ぐ
)
の
錫筒
(
すずづつ
)
、粗末なる
烟管
(
キセル
)
にまだ
巻烟草
(
まきタバコ
)
の
端
(
はし
)
の残れるなど載せたるその片端に、巨勢はつら
杖
(
づえ
)
つきたり。
うたかたの記
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
キセル(烟管)の例文をもっと
(7作品)
見る
烟菅
(逆引き)
頬にピリつく、嘉代吉や人夫も、偃松の間の石饅頭に、腰を卸して、
烟菅
(
キセル
)
を取り出し、スパスパやりはじめた、その煙が蒼くうすれて空に
燻
(
くゆ
)
ってゆくのを、私はうっとりと眺めていたが、耳のわきで
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
キセル(烟菅)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
煙筒
(逆引き)
すぐ女が薄い
座蒲団
(
ざぶとん
)
と煙草盆とを持って来ます。高座に近く、薄暗い辺に座を占めて、すぐ
煙筒
(
キセル
)
をお出しになります。家では煙筒をお使いになりませんから、珍しいと思って見詰めていました。
鴎外の思い出
(新字新仮名)
/
小金井喜美子
(著)
キセル(煙筒)の例文をもっと
(1作品)
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きせる
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