“きせる”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:キセル
語句割合
煙管92.8%
烟管5.4%
煙草管0.9%
煙草0.7%
希施婁0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
金六が懐から出して見せたのはその頃では申分のない贅沢(ぜいたく)とされた、黒羅紗(ラシャ)の懐ろ煙草入、銀延(ぎんのべ)の細い煙管(きせる)まで添えてあったのです。
一枚二枚は余所目(よそめ)を振らず一心に筆を運ぶが、其中(そのうち)に曖昧(あやふや)な処に出会(でっくわ)してグッと詰ると、まず一服と旧式の烟管(きせる)を取上げる。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
煙草管(きせる)をぽかんぽかんとたたいてばかり居る癖(くせ)の、いくら大笑いに笑っても、苦笑(にがわら)いの様な表情しか出ないこのお爺さんが、かやの本当の祖父でないことは、このお爺さんが
かやの生立 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
冷かし数の子の数には漏れず、格子から降るという長い煙草(きせる)に縁のある、煙草(たばこ)の脂留(やにどめ)、新発明螺旋仕懸(らせんじかけ)ニッケル製の、巻莨(まきたばこ)の吸口を売る、気軽な人物。
露肆 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
かの林羅山(はやしらざん)の如きも、既に煙癖があったと見えて、その文集の中に佗波古(たばこ)、希施婁(きせる)に関する文章が載っており、またその「莨菪文(ろうとうぶん)」の中に
法窓夜話:02 法窓夜話 (新字新仮名) / 穂積陳重(著)