“なたまめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ナタマメ
語句割合
鉈豆58.8%
刀豆35.3%
煙管5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ノロ甚」は、にたついて、鉈豆なたまめ煙管をひねくりまわしている。この将棋には、いくらかかっているので、どちらも、真剣だ。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
新田しんでんの仁兵衛が高らかに陸稲おかぼの自慢をする、沢井の太平が大根の太いことを語ると、山崎の文五郎が刀豆なたまめの出来栄えを心配する、草花の娘ッ子はよく働くが、淵の上の後家はおしゃらくだ
大菩薩峠:38 農奴の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
書記は煙管なたまめ雁首がんくびで虫を押えたかと思うと、炉の灰の中へ生埋めにしました。
藁草履 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)