“ゑんとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
烟筒33.3%
円筒33.3%
煙筒33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つきくまない、その眞先まつさき黒烟こくゑんいてすゝんでるのは、二本にほん烟筒ゑんとう二本にほんマスト! 見忘みわすれもせぬ四ねんまへのそれ※
この軍艦ふね排水はいすい噸數とんすう二千七百ばかり、二本にほん烟筒ゑんとうきはめて壯麗さうれいなる裝甲巡洋艦さうかうじゆんやうかんである。いましも波浪なみまれて、此方こなたまはりしその艦尾かんびには、赫々かく/\たる日輪にちりんてらされて「日の出」の三あざやかにまれた。
あら 向ふにつづいてるまる円筒ゑんとうのやうな建物たてものはなにかしら
いまのこ賊船ぞくせんたゞせき! れぞ二本にほん煙筒ゑんとう二本にほんマスト海蛇丸かいだまる! 海蛇丸かいだまる最早もはやかなはじとやおもひけん、はたき、黒煙こくゑん團々だん/\橄欖島かんらんたう方向ほうかうげてくを、海底戰鬪艇かいていせんとうていいまなみしづまでもなく