“眞先”のいろいろな読み方と例文
新字:真先
読み方割合
まつさき81.8%
まっさき9.1%
まつさ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪(ゆき)で束(つか)ねたやうですが、いづれも演習行軍(えんしふかうぐん)の裝(よそほひ)して、眞先(まつさき)なのは刀(たう)を取(と)つて、ぴたりと胸(むね)にあてて居(ゐ)る。それが長靴(ながぐつ)を高(たか)く踏(ふ)んでづかりと入(はひ)る。
雪霊続記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
尋(たづ)ねて見(み)い、と眞先(まっさき)に促進(すゝ)めたも戀(こひ)なれば、智慧(ちゑ)を借(か)したも戀(こひ)、目(め)を借(か)したも戀(こひ)、予(わし)は舵取(かぢとり)ではないけれども、此樣(このやう)な貨(たから)を得(え)ようためなら、千里(り)萬里(り)の荒海(あらうみ)の、其先(そのさき)の濱(はま)へでも冐險(ばうけん)しよう。
其時(そのとき)、余(よ)は、俵形(たはらがた)の土器(どき)を兩手(りやうて)に持(も)つて、眞先(まつさ)きに穴(あな)から飛出(とびだ)すと、高等野次馬(かうとうやじうま)は聲(こゑ)を揃(そろ)へて。