“冐險”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ばうけん33.3%
ぼうけん33.3%
アバンチウル33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たづねてい、と眞先まっさき促進すゝめたもこひなれば、智慧ちゑしたもこひしたもこひわし舵取かぢとりではないけれども、此樣このやうたからようためなら、千荒海あらうみの、其先そのさきはまへでも冐險ばうけんしよう。
この幸運こううんじやうじて、吾等われら温順すなほ昨日きのふみちかへつたならば、明日めうにち今頃いまごろにはふたゝ海岸かいがん櫻木大佐さくらぎたいさいへたつし、この旅行りよかうつゝがなくをはるのであるが、人間にんげん兎角とかくいろ/\な冐險ぼうけんがやつてたいものだ。
「S中尉冐險アバンチウルの始まり……」
S中尉の話 (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)