“冐險家”の読み方と例文
読み方割合
ぼうけんか100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
輕氣球けいきゝゆう天空てんくうよりちた。本艦ほんかんより端艇たんていおろした。すくげたる二個ふたりひと日本人につぽんじんである。一人ひとり冐險家ぼうけんからしい年少ねんせう紳士ゼントルマン一人ひとり海軍かいぐん兵曹へいそうである。いぶかしや、何故なにゆゑぞ。
艦長かんちやうすで虎髯大尉こぜんたいゐよりの報告ほうこくによつて、輕氣球けいきゝゆうとも落下らくかした吾等われら二人ふたり日本人につぽんじんであることも、一人ひとり冐險家ぼうけんからしい紳士しんしふうで、一人ひとりおな海軍かいぐん兵曹へいそうであることしつつたとえ、いま