“ぼうけんか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
冐險家50.0%
某県下50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
輕氣球けいきゝゆう天空てんくうよりちた。本艦ほんかんより端艇たんていおろした。すくげたる二個ふたりひと日本人につぽんじんである。一人ひとり冐險家ぼうけんからしい年少ねんせう紳士ゼントルマン一人ひとり海軍かいぐん兵曹へいそうである。いぶかしや、何故なにゆゑぞ。
艦長かんちやうすで虎髯大尉こぜんたいゐよりの報告ほうこくによつて、輕氣球けいきゝゆうとも落下らくかした吾等われら二人ふたり日本人につぽんじんであることも、一人ひとり冐險家ぼうけんからしい紳士しんしふうで、一人ひとりおな海軍かいぐん兵曹へいそうであることしつつたとえ、いま
試作が出来上った岡部式の地下戦車第二号は、前回と同じく、某県下ぼうけんかの演習場へ引出された。
未来の地下戦車長 (新字新仮名) / 海野十三(著)