“ぼうけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
冒険76.5%
望見11.8%
剖検8.8%
冐險2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしてまた、これからどんなものを見るだろうか、どんなにたくさんの冒険ぼうけんをするだろうかなどと、さまざまに想像そうぞうをめぐらしてみました。
これをいちいちつぶさな思考にただして望見ぼうけんしていたら、到底、手の下しようもない千波万波というほかはない。
新書太閤記:08 第八分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
死体は即刻そっこく大学へ廻され、剖検ぼうけんされた。結果としてその早暁そうぎょう二時と三時との間に殺害さつがいされたことが判明した。死因は刺殺しさつで、刃物は美事みごとに心臓に達している。
電気看板の神経 (新字新仮名) / 海野十三(著)
この幸運こううんじやうじて、吾等われら温順すなほ昨日きのふみちかへつたならば、明日めうにち今頃いまごろにはふたゝ海岸かいがん櫻木大佐さくらぎたいさいへたつし、この旅行りよかうつゝがなくをはるのであるが、人間にんげん兎角とかくいろ/\な冐險ぼうけんがやつてたいものだ。