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眞先
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まつさき
雪で
束ねたやうですが、いづれも
演習行軍の
裝して、
眞先なのは
刀を
取つて、ぴたりと
胸にあてて
居る。それが
長靴を
高く
踏んでづかりと
入る。
彼は
起上つて
聲限りに
※び、
而して
此より
拔出でて、ニキタを
眞先に、ハヾトフ、
會計、
代診を
鏖殺にして、
自分も
續いて
自殺して
終はうと
思ふた。
かういふ
構造に
於ては、
大きな
地震動に
對して
眞先に
傷むのは
最下層である。
更に
震動が
強いと
階下の
部分が
潰れ、
上層の
多くは
直立の
位置の
儘に
取殘される。
月は
隈ない、
其眞先に
黒烟を
吐いて
進んで
來るのは、
二本烟筒に
二本檣!
見忘れもせぬ四
年前のそれ※
小さき
紙に
川村太吉と
書て
貼りたるを
讀みて
此處だ/\と
車より
下りける、
姿を
見つけて、おゝ
番町の
旦那樣とお
三どんが
眞先に
襷をはづせば、そゝくさは
飛出していやお
早いお
出
持せしは藤井
左京なり少し
離れて
白黒の
摘毛の鎗を
眞先に
押立麻上下にて馬上なるは赤川大膳にて今日の
御供頭たり右の同勢
堂々として渡邊橋の旅館を
立出下に/\と制しをなし御城代の
屋敷を
斯くして神に
眞先に恐怖の念を注がれし 655
根を
拔いてストンと
貴女、
靴の
裏を
飜して
遁げた、
遁げると
成ると
疾い
事!……
卷狩へ
出る
猪ですな、
踏留まつた
學生を
突退けて、
眞暗三寶に
眞先へ
素飛びました。
老若男女、
總て
力のあらん
限り
災害防止に
力むべきである。
火災の
防止を
眞先にし、
人命救助をそのつぎとすること。これ
即ち
人命財産の
損失を
最小にする
手段である。
其眞先に
砂塵を
蹴立てゝ、
驅つて
來るのはまさしく
猛犬稻妻!
斯く戰陣の
眞先に彼の出でしを望み見て、30
相屆ける頃は
享保十一午年九月廿日天一坊が京都出立の
行列は
先供は例の如く赤川大膳と藤井左京の
兩人一日代りの積りにて其供方には
徒士若黨四人づつ
長棒の
駕籠に
陸尺八人
跡箱二人
鎗長柄傘杖草履取兩掛合羽籠等なり其跡は天一坊の同勢にて
眞先なる
白木の長持には
葵の
御紋を
大漢子の
兩手は、
伸をして、
天井を
突拔く
如く
空ざまに
棚に
掛る、と
眞先に
取つたのは、
彈丸帶で、
外套の
腰へぎしりと
〆め、
續いて
銃を
下ろして、ト
筈高にがツしと
掛けた。
トロイア軍の
眞先に盟にそむき、戰勝の 70