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突拔
ふりがな文庫
“突拔”の読み方と例文
新字:
突抜
読み方
割合
つきぬ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つきぬ
(逆引き)
大得意
(
だいとくい
)
の
船町倉次郎
(
ふなまちくらじらう
)
は、
更
(
さら
)
に
勇
(
いう
)
を
皷
(
こ
)
して
圓石
(
まるいし
)
を
取除
(
とりのぞ
)
くと、
最初
(
さいしよ
)
の
地面
(
ぢづら
)
より一
丈
(
ぢやう
)
三
尺餘
(
じやくよ
)
の
前面
(
ぜんめん
)
に
於
(
おい
)
て、ぽかりと
大穴
(
おほあな
)
へ
突拔
(
つきぬ
)
けた。
探検実記 地中の秘密:29 お穴様の探検
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
背後
(
うしろ
)
は
突拔
(
つきぬ
)
けの
岸
(
きし
)
で、こゝにも
地
(
つち
)
と
一面
(
いちめん
)
な
水
(
みづ
)
が
蒼
(
あを
)
く
澄
(
す
)
むで、ひた/\と
小波
(
さゝなみ
)
の
畝
(
うねり
)
が
絶
(
た
)
えず
間近
(
まぢか
)
う
來
(
く
)
る。
三尺角
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
斯
(
か
)
うして
殆
(
ほとん
)
ど
毎日
(
まいにち
)
の
如
(
ごと
)
く
掘
(
ほ
)
つて
居
(
ゐ
)
る
間
(
うち
)
に、
萱原
(
かやはら
)
を三
間
(
げん
)
幅
(
はゞ
)
で十
間
(
けん
)
ばかり、
南
(
みなみ
)
から
北
(
きた
)
まで
掘進
(
ほりすゝ
)
んで、
畑
(
はた
)
の
方
(
はう
)
まで
突拔
(
つきぬ
)
けて
了
(
しま
)
つた。
探検実記 地中の秘密:02 権現台の懐古
(旧字旧仮名)
/
江見水蔭
(著)
突拔(つきぬ)の例文をもっと
(4作品)
見る
突
常用漢字
中学
部首:⽳
8画
拔
部首:⼿
8画
“突”で始まる語句
突
突然
突立
突込
突出
突飛
突如
突兀
突伏
突張
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江見水蔭
泉鏡太郎
泉鏡花